失敗しないペルソナ設定のコツ|初心者向けにわかりやすく解説
yayoi
ちいさなデザイン手帖
デザインにおいて、ただ耳触りのいい言葉を並べるだけでは足りません。本当に求められるのは、実現できるコンセプトを考え、クライアントやエンドユーザーに納得してもらうことです。
今回は、説得力のあるコンセプト作りのコツを紹介します。
たとえば、「誰でも簡単にプロ並みの写真が撮れるカメラ」というキャッチコピーがあったとします。
魅力的に聞こえますが、実際にそんなカメラを作るのは簡単ではありません。もし実現できなければ、期待を裏切る結果になってしまいます。
コンセプトを考えるときは、理想と現実のバランスを意識することが重要です。
どんなに魅力的でも、実現可能でなければ意味がありません。
わかりやすく説得力のあるコンセプトを作るために役立つのが、2つの言葉を「&」でつなぐ「A&B構文」です。
言葉のリズムがよく、視覚的にも耳にも自然に入ってきます。
コンセプトは、デザインの方向性を定めるための「地図」のようなものです。
その場だけ耳触りのいい言葉を提案するのではなく、最終的にエンドユーザーに価値を届けるための道筋を示す役割を持っています。
大切なのは、
です。
説得力のあるコンセプトを作るためには、
この3つをしっかり押さえておきましょう。
耳障りのいい言葉を並べるだけではなく、最終的に成果に結びつくコンセプトを作れるかどうか。
そこに、デザイナーとしての本当の価値があるのです。