2025.04.12

失敗しないペルソナ設定のコツ｜初心者向けにわかりやすく解説

yayoi

商品やサービスを作るとき、「どんな人に届けたいか」を考えるのはとても大切なことです。
そのために使われるのが「ペルソナ」という考え方。

でも、ペルソナを作るときにやり方を間違えてしまうと、せっかく考えたのに役に立たないこともあります。

今回は、はじめての人にもわかるように、失敗しないペルソナ作りのコツを紹介します！

1. みんながわかる言葉で表現しよう

ペルソナを作るときは、チームのみんながすぐイメージできる言葉を使うことが大事です。

たとえば、

「カフェでノートパソコンを開いて作業している人」

と言われると、ほとんどの人がなんとなくイメージできますよね。

でも、

「○○さんみたいな人」

と言われても、その人を知らなければまったく伝わりません。
わかりやすさを優先する、これがポイントです。

ペルソナは、最初からガチガチに作り込みすぎない方がうまくいきます。

たとえば、

までびっしり決めてしまうと、あとから「こんな一面もあるかも？」という意見を出しにくくなります。

ペルソナはチームで育てていくものなので、最初はざっくり、あとから肉付けしていくくらいがちょうどいいです！

ペルソナにつけるキャッチフレーズでは、かっこよく聞こえるだけで中身がわからない言葉は使わない方がいいです。

たとえば、

×「次世代型ライフスタイル女子」
→ なんとなく未来っぽいけど、どんな生活をしている人なのか全然想像できませんよね。

○「平日はリモートワーク、週末は登山を楽しむ30代」
→ 具体的な行動やライフスタイルがすぐイメージできます！

このように、パッとその人の暮らしや考え方が思い浮かぶ言葉を選ぶことが大切です。

ペルソナにストーリーを加えると、よりリアルな人物像になります。

たとえば、その人のかばんの中身を想像してみましょう。

こうした持ち物から、「この人はどんな生活をしているんだろう？」とイメージが広がりますよね。

ストーリーを書くのが苦手な場合は、写真や持ち物リストを使って表現するのもおすすめです。
ビジュアルで見せることで、より直感的に共有しやすくなります。

失敗しないペルソナ作りのポイントはこの4つ！

ペルソナは、一度作ったら終わりではありません。
チームで話し合いながら、少しずつリアルに育てていくものです。

柔軟に考えながら、「顔が思い浮かぶようなユーザー像」を一緒に作っていきましょう！

ABOUT ME